今秋からOBで元西武の大塚光二監督(48)が率いる東北福祉大(仙台6大学1位)が、4年ぶり25度目の神宮切符を手にした。

 4-4の延長10回1死三塁から、5番・浅沼佑亮外野手(3年=日大山形)が中前に決勝タイムリー。大塚監督は「1-0でも2-0でも、勝てばいい。それを通してきたことが、最後に結果に表れた」と話した。

 仙台6大学リーグで118連勝した、かつての圧倒的な強さはないが、今秋はリーグ終盤、今大会と接戦ばかりを勝ち切った。全国大会出場は、13年春の全日本大学選手権以来5シーズンぶり。最優秀選手賞に選ばれた浅沼は「4年生と全国の舞台でやれるのがうれしい。楽しみですね」と喜んだ。