阪神の1軍投手コーチに就任したOBの金村暁氏(39)が3日、高知・芸西村の宿舎で入団会見に臨んだ。

 かつて日本ハムのエースとして活躍し、阪神では08年から3年間プレー。金本新監督とはチームメートとして野球観を分かち合った。指揮官から直接、電話がかかってきてコーチ就任要請されたという。

 「とにかく熱いコーチを探している」と口説かれ、その日のうちに快諾。5年ぶりのタテジマ復帰が決まった。「僕のなかでユニホームを着たい気持ちが強かった。阪神で(現役)3年、お世話になって、何の貢献もできない悔しさがあった。また縁あってユニホームを着られる。監督のため、選手のため、ファンのために貢献して、恩返しできるよう頑張るだけ」と話した。ブルペン担当として香田投手コーチとタッグを組む。背番号は73。