ロッテの新外国人、ドミニカ共和国出身のヤマイコ・ナバーロ内野手(28=韓国・サムスン)が、デビューから2試合連続の本塁打を放った。

 4回1死走者なしから、高めの直球をセンター方向へはじき返し、バックスクリーン直撃ソロで先取点を挙げた。チームは逆転負けしたが、前日の来日初打席場外2ランに続くアーチをかけた。試合後は「いい感じ。スイングは日に日に良くなっている。ホームランになったのは風のおかげかな」と余裕の笑みを浮かべた。

 ともに3番二塁で先発出場し、2試合で計5打数4安打3打点。いずれも2ストライクに追い込まれてからの安打で、伊東勤監督(53)は「それまで強振していても、カウントでバッティングを変えられる。あれだけ鋭いスイングができるのはありがたい」と話した。