阪神香田投手コーチが開幕直後は7回を任せる中継ぎ投手を固定しない方針を明かした。この日オープン戦4試合登板で防御率6・75と本来の安定感を欠いた安藤が2軍落ち。8回福原、9回マテオの「勝利の方程式」は変わりはないがこれまで福原につなぐ役割を担っていた右腕を欠いて開幕を迎えることが決まった。

 起用法を問われた香田コーチは「出来れば先発が7回まで投げてほしい」と先発陣の踏ん張りに期待しつつも、「中継ぎの枚数も足りているし、みんないい状態。本当は固定した方がいいかもしれないけど、安藤がいい状態になるまではね」と明かした。

 右の歳内、鶴に、左の榎田、高宮、高橋。キャンプから結果を出し続けている中継ぎ陣を「日替わり」起用して、乗り切る。