広島黒田博樹投手(41)が7回9安打1失点で今季初勝利を挙げた。

 2回以降、毎回安打を浴びながら、粘りの投球で7回を1失点に抑えた。1回は2三振を含む3者凡退で滑り出した。しかし、2、3回と先頭打者の出塁を許す展開。5回2死一、二塁から荒波に一、二塁間を抜ける適時打を浴びて先制点を許した。6回は2死二塁から右前打を打たれるも、天谷の好返球に救われた。しかし味方が逆転した7回は1安打に抑えた。

 今季初勝利に「頭を切り替えて、大事な場面でなければヒットはOK。結果がでればいい」と淡々と振り返った。