JR東日本が、逆転勝ちで7年連続19度目の都市対抗出場を決めた。

 1-1の8回無死一塁、3番丸子達也内野手(22=早大)が顔面に死球を受け、救急車で病院へ。犠打で走者を送れず1死一、二塁となったが、畑中翔内野手(26=横浜商大)が右越えに勝ち越し適時二塁打を放った。畑中は「ミスの後だったし、あいつ(丸子)のためにも打ちたかった」と振り返った。

 来秋ドラフト候補の田嶋大樹投手(19=佐野日大)は8回まで3安打1失点も、9回1死から連続四球を与え降板。1点差とされたが、残りの2死を3投手の継投で奪って逃げ切った。

 堀井哲也監督(54)は「田嶋はまだ19歳ですから上出来です。選手が期待に応えてくれた。丸子は鼻血が出ていたが、意識はある」と話した。