ロッテ・ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)が特大の1発を放った。

 3-0の8回2死一塁で、広島戸田の真ん中141キロをフルスイング。打った瞬間に分かるダメ押し2ランだった。打球は左翼スタンド最上部に設置されている照明の真下に当たり、観客席に落ちてきた。推定飛距離は150メートル。秒速7~8メートルのアゲンストの風が吹く中での特大弾に、球場全体がざわついた。

 勝利投手の石川とともにお立ち台に上がると、「初めてQVCマリンでホームランが打てて、本当にうれしい。毎日、練習した結果です」と笑顔。最後は「ナバーロ!」と声を張り上げると、スタンドのファンが「ガンバーロ!」と応じる、お決まりのシメで沸かせた。