阪神原口文仁捕手(24)のシンデレラストーリーは続編があった。

 6日、オールスターのファン投票中間発表が行われ、セ・リーグの捕手部門で4万5173票を集めてヤクルト中村を抜いてトップに躍り出た。第1回の発表だった1日、いきなり2位に登場。先週末の土日は発表されず、その間に先頭に立った。4月27日に育成選手から支配下選手登録されたばかりで、ファン投票用紙に記載されるノミネート選手ではない。まさに異例の得票。

 今季は打率3割4分3厘、5本塁打の活躍を見せ、正捕手を手中に収めつつある。ファンも注目している証拠だろう。