右足内転筋痛で2軍調整中の西武岸孝之投手(31)が8日、万全の回復ぶりをみせた。

 負傷後2度目の実戦となるイースタン・リーグ楽天戦(西武第2)に先発し、5回2/3を4安打1失点。予定の球数に達した81球でマウンドを降りた。

 スライダー、チェンジアップ、カーブと全ての球種を織り交ぜ、毎回の7奪三振。「前回と変わらず、不安なく投げられました。問題なく終われたのでよかったです。真っすぐだけに頼らず、全ての球種を使ってまとめることが出来たと思う」と振り返った。登板を見守った潮崎ヘッド兼投手コーチも「大丈夫でしょう」と納得の表情だった。