西武森友哉捕手(20)が決勝弾を放った。1点ビハインドで迎えた5回無死一塁から、右中間席にたたき込む逆転の5号2ラン。

 お立ち台で、インタビュアーから中村、浅村との大阪桐蔭トリオでの3発を振られると、「自分が一番いい当たりでした!」とリップサービス。スタンドを盛り上げた。

 フルカウントから低めの139キロ直球をコンパクトに振り抜いた1発に、「エンドランのサインで何とか三振しないように心掛けました。どうしても力んでしまう時があるので、常にああいうスイングが出来れば理想」。チームの連敗は3で止まり、「(打撃の)状態は上がってきていると思います。これからも与えられたポジションで、しっかり頑張っていきたい」と力を込めた。