日米通算200勝にあと1勝としている広島の黒田博樹投手(41)が11日、マツダスタジアムで、先発が予定される13日の巨人戦に向けて調整した。

 6日の中日戦(金沢)では黒星を喫したが「チームの勝ちを優先して試合をつくるのは変わりない」と普段通りの表情だった。

 初勝利と通算100勝はいずれも巨人戦で挙げ、完投で飾った。「単なる巡り合わせ。どの相手でもやることは変わらない」と言うが、周囲の期待は高まる。「選手の背中を押すような雰囲気をつくってくれる」という本拠地で節目の勝利を目指す。