オリックス糸井嘉男外野手(35)が1試合3本塁打で優勝争いを演じる日本ハムをノックアウトした。

 まずは1回、試合開始直後のメンドーサの初球を右翼席へ13号ソロ。自身4年ぶりの先頭打者弾を「何とか入ってくれて、先制することができて良かったです」と振り返った。さらに2回は1死一塁で、再び右翼席へ。今季2度目の2打席連続アーチとなる14号2ランを放った。

 勢いは止まらない。7回無死から今度は左越えに15号ソロをたたき込み3本目のアーチ。この日は古巣相手に4打数3安打4打点の大暴れだった。

 1人で先制、中押し、ダメ押しを放った糸井は「優勝争いをしているチームはうらやましいけど1試合1試合頑張りたい」とヒーローインタビューで笑顔をみせた。