第7回女子野球ワールドカップ(W杯)で大会5連覇を達成した侍ジャパン女子代表、「マドンナジャパン」のメンバーが20日、都内の日本野球機構(NPB)を訪れ、熊崎勝彦コミッショナー(74)に優勝報告を行った。

 ヤクルト川端の妹、川端友紀内野手(27)は、兄に「かに道楽」で祝勝会を開いてもらったことを告白。「おめでとうと言ってもらいました。ファンの方にも、たくさんおめでとう、お帰りっていってもらいました」と笑顔を見せた。主将の志村亜貴子外野手(33)、大会MVPの里綾実投手(26)もトロフィー、金メダルを手に、祝福を受けた。

 大倉孝一監督(54)は、熊崎コミッショナーから10連覇を目指すように激励を受け、「ものすごく勇気づけられました」と感謝。「日本代表にかかわって15年。高校の女子硬式野球部は、最初5校だったのが、今年いっぱいで30校になります。やっとスタートラインに来た。ここから加速していきたい」と、さらなる競技人口の拡大、レベルの向上を目指していく。