西武菊池雄星投手(25)が自身11連勝を逃した。3回に今宮に2ランを献上して先制を許すと、続く4回も連続四球などでピンチを広げ、3点を失った。143球の力投も6回1/3を7失点で6敗目。ソフトバンク戦プロ初勝利もならなかった。「ボール自体は悪くなかったので、力負けです。(打線の)2巡目に、しっかりアジャストしてくる。もっともっと工夫する余地がありました」と悔しさをにじませた。

 前回17日に楽天戦では、左手中指のまめがつぶれて負傷降板したが「その影響はなかったです」。規定投球回到達まで残り6イニングで、次回は中4日で28日の日本ハム戦に登板する予定。「第一はチームが勝つこと。しっかり調整しないといけない」と力を込めた。

 田辺徳雄監督(50)は「珍しく制球が悪かった。イニングを投げないといけないところでコントロールが悪く、球数を放る形になってしまった」と話した。