ドラフト上位候補の明大・柳裕也投手(4年=横浜)が慶大相手にリーグ通算20勝目を挙げた。被安打わずか1、毎回の13三振を奪う完璧な内容で完封勝ち。今季2勝目とした。

 打たれた安打は5回、先頭に許した二塁打だけ。9回無死一、二塁のピンチを招いた直後、雨が強くなり43分間の中断があっても気持ちは切らさず、再開後には後続を3人で仕留めて完封した。

 打線は17日にノーヒットノーランを達成した慶大・加藤拓也投手(4年=慶応)から8安打して小刻みに3点を奪いエースを援護した。善波達也監督(54)は「彼(柳)らしいボールが来ていた。注文をつけることがないです」と絶賛した。

 早大-立大1回戦は雨のため明日25日に順延された。