中日が最悪の形でシーズンを終えた。延長12回、6番手祖父江が2死満塁から小林誠にサヨナラ打を浴びた。2試合連続のサヨナラ負けで今季ワーストタイの6連敗。借金24は今季最多になった。森繁和監督代行(61)は「粘ったけど、結局は一緒だったな。追加点を取れないと投手が厳しくなる」と最終戦でも爆発できなかった打線を敗因に挙げた。

 試合後は、首脳陣、選手全員が東京ドーム左翼席のファンの前に一列に並んだ。先発投手だった選手会長の大野が代表してあいさつした。森代行は「あれだけ来てくれているからな」と感謝していた。