広島は7日、マツダスタジアムでスカウト会議を行った。

 この日はプロ志望届を提出した選手のうち71人をリストアップ。その中から1位指名候補となる投手野手13人を担当スカウトの説明を交えながら映像で確認した。創価大・田中正義投手、桜美林大・佐々木千隼投手、慶応大・加藤拓也投手のほか、作新学院・今井達也投手ら「高校BIG4」、中京学院大吉川尚輝内野手などが候補となる。

 苑田聡彦スカウト統括部長は創価大・田中に「まだ(万全の状態からは)ほど遠い。もう大丈夫と言うスカウトもいるけど、いいところを見ているからね」と評価し「(各候補選手を)土、日に各担当スカウトが見て報告することになっている。(ドラフト会議前日の)19日に最終確認する」と、1位指名選手はドラフト会議前日まで熟考することになりそうだ。