レギュラーシーズン2位のソフトバンクが、同3位のロッテに連勝しファイナルステージ進出を決めた。

 工藤公康監督(53)は「本当に、選手たちがよく頑張ってくれたと思いますし、何より、このヤフオクドームで多くのファンの方に熱い思いを届けていただき、ありがとうございました。昨日もホームランで先制されたので、同じパターンだな、逆転できるぞと思っていました。この緊張する試合の中で、おのおのの持ち味を出してくれて、うちらしい一致団結の思いと、つなごうという思いが出ていた試合だと思います。3連覇は逃しましたけど、選手たちは1年間頑張ってくれた。選手たちには、負けないんだという気持ちを持つように、そして明るく元気よく戦うんだという思いでした」と振り返った。

 12日からの日本ハムとのファイナルステージへ向け「本多君が言ったように、ぜひ勝って日本シリーズに進みたい。どうか、熱い思いを札幌ドームへ届けて下さい」と意気込んだ。