中日森繁和監督(61)が12日、秋季練習を見学していた子どもにグラウンドを開放した。

 グラウンドにはランニングメニューを行う投手陣のみ。森監督がスタンドに近づき小さな子どもに話しかけた。「遊びたいと言うから、どうぞと。ボールも使っていなかったし。そういう日もあっていい」。小さな子どもを数人、招き入れた。森監督も後を追いかけるなど楽しんだ様子。秋季練習開始後、内野席の開放や即席サイン会など数々のファンサービスを仕掛けてきた新指揮官は「遊び道具がないと遊べないようだから、遊び道具を用意しておかないと」と新たな作戦を考えているようだった。