西武辻発彦新監督(57)が15日、連日の打撃指導を行った。

 予定されていたフェニックス・リーグ広島戦(南郷スタジアム)が雨天中止。室内練習場での練習中、5年目の田代に自らバットを握って手本を示しながら、アドバイスを送った。

 ティー打撃での指導後はマシン打撃に熱視線。新指揮官の前で1時間以上振り込んだ田代は、「ヘッドをしっかり立てて振るように教えていただきました」と大粒の汗をぬぐった。

 14日の永江、外崎、山田への指導に続く“辻塾”の開講。辻監督は「今日は田代君だったね」とニヤリと笑い、帰りの車に乗り込んだ。