日本ハムが来年のドラフト会議で「継投策」に打って出る可能性が浮上した。プロ注目候補はなんといっても、早実・清宮。志望届けを出せば競合必至で、栗山監督がすでにくじ引き役に“立候補”している。だが指揮官は抽選5連敗中。球団幹部は「まだ決まってはいません。(今年のドラフトも)途中で代えればよかったかな」と話し、再度、同監督がくじを引くことに決まったとしても、6連敗となった場合は、外れ1位の抽選からは別の人物を代役に立てることを示唆した。

 ルール上は問題がない。会議出席者として登録し、各球団のテーブルに座っている者であれば、くじは誰が引いても構わないことになっている。“先発”がダメなら2番手、3番手へ。日米通算581試合登板の木田GM補佐が、“救援登板”することになるかもしれない。