開幕カードを負け越しでスタートした日本ハム栗山英樹監督(55)が、まずはチーム力の整備の大切さを説いた。

 3日、羽田空港へ向かう前に新千歳空港で取材に応じた。西武と開幕3連戦(札幌ドーム)では計5失策と堅守が売りながら守備も乱れて1勝2敗。4日からは敵地でロッテ3連戦(ZOZOマリン)を迎えるが「相手もすごく大事だけど、そんなことよりも、自分たちの野球でしっかり勝ちきること。相手を見ている余裕はないし、自分たちが出来ることを出来るようになってから、相手を見る」と、日本ハムらしい緻密で粘りのある野球を取り戻すことを現状の課題とした。