阪神福留がフィギュアスケート女子・浅田真央の引退を発奮材料に変える。「浅田真央引退」のニュースを見て衝撃を受けたというベテランは「ショックやなあ…ショックやわ」と落胆を隠せず。「俺も頑張ろ」と11日、話した。個人的な交流はないが、07年まで所属した中日と、浅田の練習場所だった中京大はともに愛知・名古屋市が拠点。“同郷”のよしみとして気になる存在だった。

 開幕3試合で6安打と固め打ちしたベテランだが、ここ5試合は17打数1安打。「俺がもう少し打っていればもっと点を取れる。やっぱり俺が(勢いを)止めてしまっている感がある」と責任を痛感している。この日のDeNA戦は降雨中止。室内練習場で約30分打ち込んだ。「すべてを修正しなければいけない。今はどうこういうのは関係ない。目の前のゲームを考えるだけ」。不振脱出のきっかけに、真央ちゃんが一役買ってくれたかも知れない。