3月31日に開幕したプロ野球は前日4月30日で1カ月が終了。3月に行われたWBCに出場した侍ジャパンの投手の成績を調べた。

 順調なのは侍日本のエースとして活躍した巨人菅野。2試合連続完封を含む3勝、防御率1・76とチームに戻っても大黒柱としての働きは変わらない。WBCでブレークしたソフトバンク千賀も3勝を挙げるなどまずまず。

 一方でWBC後、不振に陥ってしまったのがロッテのエース石川だ。「抑え方が分からない」と開幕から3連敗し19日に1軍登録を抹消。現在も2軍での調整が続いている。またソフトバンク武田は右肩の違和感で14日に1軍登録を抹消された。

 救援組では楽天松井の活躍が光る。16試合に登板し10セーブ、防御率0・53。首位を走るチームを引っ張っている。

【先発】

菅野智之(巨)4試合、3勝0敗、1・76

則本昂大(楽)4試合、2勝1敗、3・81

千賀滉大(ソ)4試合、3勝1敗、3・86

石川 歩(ロ)3試合、0勝3敗、7・62

武田翔太(ソ)2試合、1勝1敗、5・91

藤浪晋太郎(神)3試合、2勝1敗、2・00

【救援】

秋吉 亮(ヤ)10試合、3勝0敗、4S1H、0・82

牧田和久(西)9試合、0勝0敗、5H、0・00

増井浩俊(日)8試合、2勝1敗、2S1H、3・00

宮西尚生(日)8試合、0勝1敗、5H、8・10

松井裕樹(楽)16試合、2勝1敗、10S2H、0・53

岡田俊哉(中)4試合、0勝1敗、1H、6・75

平野佳寿(オ)12試合、1勝2敗、7S1H、3・97

※Sはセーブ、Hはホールド