ロッテの新外国人、ロエル・サントス外野手(29)が30日のイースタン・リーグ日本ハム戦(ZOZOマリン)で実戦デビューする見通しとなった。

 27日のオリックス戦(ZOZOマリン)の試合前練習に参加。前日は室内練習場だったため、初めて本拠地のグラウンドで体を動かした。フリー打撃に続き、右翼、中堅、左翼と守備にも就いた。「きれいな球場だね。時差ボケは良くなってきている。コンディションは、昨日は70%。今日は80から85%ぐらいかな」と明るく話した。

 伊東監督は「振り自体は悪くない」と評価。実戦については「何カ月もやっていない。いきなり日本の投手を打つことはできないでしょう。来週、親子ゲームがあるので、1回立たせ、少しでも実戦感覚を戻させたい。結果よりも、内容を見ます。そこで良ければ、交流戦の2戦目、3戦目での登録もあるかも知れない」と話した。

 30日に交流戦が始まる。その日は、ZOZOマリンで午前11時より2軍の日本ハム戦があり、午後6時15分から阪神戦の親子ゲームとなっている。まずは、午前開始の2軍戦でプレー。その状態を見て、31日ないし6月1日の阪神戦での1軍デビューが最短となりそうだ。