広島に正念場だ。若き4番鈴木誠也外野手(23)の離脱が決まった。

 試合中に横浜市内の病院で検査を受け「右脛骨(けいこつ)内果剥離骨折」と診断された。24日にもチームを離れ広島に戻る。

 DeNA19回戦の2回の守備で、負傷した。6番戸柱の打球を鈴木はフェンス際でジャンピングキャッチ。しかし着地の際に右足首をひねったとみられ、その場でうずくまり、動けなくなった。すぐにトレーナーと河田外野守備走塁コーチが駆けつけ、担架を要請。担架に乗せられて退場となり、3回の守備から代わって岩本が右翼についた。

 鈴木はここまで全試合に出場。打率3割をマークし、この試合も1回に26号ソロを放つなど、4番としてチームを支えてきた。

 鈴木は試合中に横浜市内の病院に向かった。右足首患部にアイシングを巻いた状態で、松葉づえをついていたが「右足首です。(どうなったのか)分からない。大丈夫っしょ」と表情は明るかったが、診断はあまりにも重かった。