西武今井達也投手が20日、西武第2球場で打者相手に実戦形式の登板を行った。

 1年目の昨季は右肩痛が重なり、1軍デビューはならなかった。実戦形式の登板は昨秋以来。打者計15人に62球を投げ、安打性の当たり3本、2四球だった。最速152キロの直球で空振りやファウルを奪う場面もあり、三振を3つ奪った。

 「感じは良かったです。投球自体はブルペンでやっていた。球数は気にせず、後はストライクゾーンで勝負できるかだと思います。(直球は)まあまあです。7、8割の力でもファウルが取れて、前に飛ばされなかった。もっと質を求めていきたい」と、一定の手応えを口にした。

 今年2月、未成年ながら喫煙していたことが発覚。球団のペナルティーとして5月までは対外試合に出場できず、ユニホームではなく、ジャージーで練習を行っている。