巨人投手陣が大幅なテコ入れを行うことになった。31日、川崎市内のジャイアンツ球場での2軍練習に、前日30日の日本ハム戦で結果を出せなかった吉川光夫投手(30)宮国椋丞投手(26)と同日に登録抹消されていた野上亮磨投手(30)が合流した。

 先発ローテが2枚も入れ替わることになる。3勝3敗の吉川光は2戦連続で4回途中でKO。4勝4敗の野上も2戦連続5回で降板に追いやられていた。

 野上が先発予定だった3日のオリックス戦(京セラドーム)は、10日の阪神戦で今季初登板初勝利を挙げ、その後は1軍で先発機会がなく、現在は2軍で調整中のベテラン内海が務めることになる。

 この日の試合前練習に中継ぎ右腕の田原誠次投手(28)が2軍から合流。今季1軍では12試合で防御率3・07の成績を残している。