3試合ぶりに7番一塁でスタメン出場したソフトバンク内川聖一内野手が、清原和博(オリックス)に並ぶ通算66犠飛(歴代24位タイ)を放った。

3回の2打席目。松田宣の適時打二塁打で1点を追加し、グラシアルの内野安打で1死一、三塁とした場面。代わったばかりのオリックス2番手吉田一の2球目のストレートを右翼へ運び、三塁から松田宣を迎え入れた。

左太もも裏に違和感を覚え、ここ2試合は先発から外れた。前日3日は延長10回に代打で貴重な同点適時打。この日から先発に復帰した。5回には右翼フェンス最上段に当たるヒットも飛ばし、連続試合安打も「13」に伸ばした。「(5回のヒットは)ホームランに後少しでしたけどね。犠飛? 清原さんに並んだ? えっ、そうなんですか。いろいろありますね」。打撃に関しては「ようやくバットとボールの感覚が合ってきた」と話す。希代のバットマンはさらに「数字」を積み重ねるつもりだ。