楽天の新人10選手が14日、東日本大震災で被害を受けた宮城・名取市立閖上小中学校を訪問した。同校は元々小、中学校に分かれていたが、震災から7年後の18年4月に小中一貫校として開校。

地震発生時の同中学校は卒業式当日で、生徒14人が津波の犠牲となった。兵庫・佐用町出身のドラフト1位の小深田大翔内野手(24=大阪ガス)は当時中学3年。くしくも地震発生当日は卒業式で帰宅後にテレビのニュースで被害を知った。被災地には初訪問。同校に隣接する慰霊碑に献花し「時間がたっても苦しい思いをされている方がいる。勇気を与えられるように頑張りたい」と活躍を誓った。また、ドラフト5位の福森耀真投手(22)は発熱のため欠席した。