ヤクルト本社の第68回定時株主総会が24日、都内のホテルで開催された。衣笠剛球団社長兼オーナー代行(71)らが出席した。

球団に対する質問もあり、衣笠球団社長は神宮球場への来場者数が右肩上がりで増えている状況や、今季から全試合で全席指定席にしたことなどを報告した。

また、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、7月10日から有観客での試合開催に向けて「今現在はコロナ禍のため、残念ながら無観客となっていますが、7月10日からの5000人、8月1日からの収容人員の50%での観客入場に向けまして、ファンのみなさんに楽しんでいただけるようにと思っています」と説明した。

チームの現状については「投手陣には注力して補強は進めております。昨年のドラフト1位で入りました奥川投手が、2軍の開幕戦に先発。1イニング投げました。順調に滑り出した。石川、小川も復調している。投手陣にひと踏ん張りしてもらって、打者の方は、おおむね良好に推移している。この戦力をもって、今季これから頑張っていきたいと思います。引き続きご声援をいただきたい」と話した。