巨人の二岡智宏内野手(32)と林昌範投手(25)、日本ハムのマイケル中村投手(32)と工藤隆人外野手(27)の2対2の交換トレードが両球団で合意に達したことが14日、分かった。同日午後にも発表される予定。

 右の強打者と中継ぎ左腕を求める日本ハム、救援投手の充実を図る巨人の思惑が一致し、大型トレードが成立した。

 二岡は19歳の坂本勇人内野手に遊撃手の座を奪われた上、故障もあり、今季は31試合の出場。しかし、昨季は139試合に出場し、打率2割9分5厘、20本塁打を記録するなど、チームの中心選手として活躍してきた。林は昨季まで3年連続で40試合以上に登板した。

 マイケル中村は4年間で通算102セーブ。2006年にはパ・リーグ新の39セーブをマークした。工藤は俊足が持ち味で、今季は104試合に出場した。