今季から阪神に加入した城島健司捕手(33)が9日、出身地の長崎県佐世保市の佐世保野球場で本格的な自主トレーニングをスタートさせた。

 曇り空に時折、晴れ間がのぞく中、プロ16年目のシーズンへ向け、城島はリラックスした表情で始動した。軽いランニングで汗を流した後はストレッチを入念に行った。22日までトレーニングを続け、キャンプ地の沖縄へ向かう予定。

 米大リーグのマリナーズから移籍した城島はソフトバンクに所属していた2005年以来、5年ぶりの日本球界復帰となる。大リーグ通算成績は、462試合で打率2割6分8厘、48本塁打。マリナーズでは3年契約が2年残っていたが、出場機会を求めて退団し、捕手陣の強化と右の強打者の補強を進めていた阪神と4年契約を結んだ。

 [2010年1月9日12時33分]ソーシャルブックマーク