<西武2-6広島>◇12日◇西武ドーム

 広島大竹寛投手(27)が6回2失点の力投で、今季初勝利を挙げた。序盤は制球が定まらず不安定な内容だったが、中盤以降は立ち直り、要所でチェンジアップなど変化球が効果的に決まった。お立ち台に上がり「うれしいです。のらりくらりの投球だったけど、石原さんのリード、野手の方に助けられた」と振り返った。2月の日南キャンプで右肩を痛めて開幕時は“3軍”でリハビリに明け暮れただけに、ようやくスタートを切った。

 [2010年6月12日20時59分]ソーシャルブックマーク