<セCSファイナルステージ:中日2-0巨人>◇第2戦◇21日◇ナゴヤドーム

 中日が初戦から2試合連続の完封勝ちを飾った。先発の吉見一起投手(26)が8回途中まで無失点の力投。尻上がりに調子を上げ、中盤3イニングはパーフェクトだった。「調子どうこうではなく、魂を込めて1球1球、味方を信じて投げました」。

 2回2死一、二塁で打席に立つと、内角直球をしぶとく中前へ先制適時打。「打撃練習をしていてよかった」と喜んだ。

 8回のピンチは高橋聡文投手(27)がしのぎ、9回1死からは浅尾拓也投手(25)が高橋と長野をピシャリ。2点のリードを3投手の継投で守り切った。

 [2010年10月21日23時19分]ソーシャルブックマーク