ヤクルトの鈴木正球団社長は22日、文部科学省の要請を受けて神宮球場でのナイター開催を自粛した場合、開催地を地方球場に変更する可能性があることを示唆した。神宮球場では4月から6大学と東都大学のリーグ戦が始まるため、デーゲームを開催できる日が限られる。「あきらめずに協議したい。最悪できない場合は後ろに(日程を)回すか、地方に持っていくこともある。1つだけでは解決できない」と話した。

 これまでヤクルトは開幕の大幅な延期を希望しており、鈴木社長は「(延期に対する考えは)一貫して変わっていない。国民の感情をどう受け入れるか。押し売りはできない」と語った。