<楽天6-1オリックス>◇16日◇Kスタ宮城

 オリックスが1分けを挟んで6連敗となった。先発近藤一樹投手(28)が1-2の6回に先頭打者の高須洋介内野手(35)から3連打で1点を失い、1死二、三塁となった場面で交代。代わった吉野誠投手(33)も、いきなり四球を与え、2死満塁から内村賢介内野手(25)に三塁打を浴び、この回一挙4失点で勝敗は決した。「初球を慎重に」「イニングの先頭打者に注意」という指示が守られず、怒りの岡田彰布監督(53)は今季3度目の会見拒否。高代延博ヘッドコーチ(57)は「先発投手が言うたことをできていない。簡単に初球でやられている。早打ちのバッターに対してなかなか実践できていない」と、指揮官同様に厳しい表情だった。