<広島3-1阪神>◇20日◇マツダスタジアム

 阪神が痛恨の逆転負けを喫し、目標に掲げていた5割ターンに失敗した。6回にグレイグ・ブラゼル内野手(31)の右中間を破る二塁打で先制したが、7回、石原慶幸捕手(31)の遊撃内野安打で同点。8回1死満塁の場面で、先発岩田が代打前田智徳外野手(40)の右前打で2点を勝ち越され、再び借金は2。真弓明信監督(58)は「後半戦はなんとか早く借金を返して、ヤクルトにプレッシャーをかけていきます」と追撃を誓った。