<西武0-2オリックス>◇25日◇県営大宮

 オリックス李承■内野手(35)が、貴重な2点目をたたき出した。3回に併殺打の間に挙げた先制の1点以降、得点が入らずにいた8回2死三塁の場面。西武涌井のフォークをとらえ、右前にタイムリーを運んだ。「これまで自分が打っていればという場面、試合で何度も迷惑をかけていた。何としても、の思いでした」。これで今季は涌井に対し、本塁打1本を含む7打数3安打3打点の好相性。スタメン復帰した試合で韓国の英雄が意地を見せ、チームに勝ちをもたらせた。■は火へんに華。