<オリックス6-0ロッテ>◇28日◇ほっともっと神戸

 オリックス寺原隼人投手(27)が2安打完封の力投で、2007年の横浜時代にマークした自己最多に並ぶ12勝目を挙げた。

 前回の21日のソフトバンク戦では走者なしでもセットポジションで投げた。しかしこの日はワインドアップで投げ、150キロを超える直球が戻ってきた。ソフトバンク戦でも途中からワインドアップに切り替えており「テンポが良くて真っすぐも走っていた」と手応えを口にしていた。

 クライマックスシリーズ(CS)進出に向け、大黒柱の復調は心強い。3季ぶりのCSを目指すオリックスにとって、また1つ明るい材料が加わった。