<オープン戦:巨人0-0西武>◇3日◇東京ドーム

 昨秋に右肘の手術を受けた西武の栗山巧外野手(28)が実戦で初めて守備に就いた。例年以上の寒さでなかなか思い切ってボールを投げられない中で、慎重に調整してきた。

 予定通りオープン戦初戦に間に合わせ「まあ、普通ですよ」と笑顔で定位置の左翼へ。3回には松本哲のライン際への打球を軽快にランニングキャッチした。現役時に肘を手術した経験のある河田守備走塁コーチは「よく間に合った。内視鏡手術は、筋肉へのダメージが少ないね」と感心していた。