キャンプ第2クール途中から別メニューで調整している中日のマキシモ・ネルソン投手(29)が5日、ナゴヤ球場での練習後「(30日の)開幕は難しいけど、1、2週間遅れで合流できると思う」との見通しを示した。この日はキャッチボールなどで体を動かした。

 チーム関係者によると、ネルソンは2月下旬に沖縄の病院で検査を受け、右肩腱板(けんばん)の炎症と診断された。症状は軽く、今後3、4週間程度で実戦登板できる見込みという。昨季、開幕投手を務めて10勝(14敗)を挙げた右腕は「肩の痛みはない。来週からブルペンに入れると思う」と話した。