右足首靱帯(じんたい)断裂でオフに手術し、キャンプから2軍調整していたヤクルト川本良平捕手(29)が9日、広島遠征から1軍に合流した。この日は全体練習が宮島に近い大野屋内総合練習所で行われ、広島・崇徳高出身の川本は「この潮の香りが懐かしい」と笑顔で海を見渡した。2軍では十分に実戦もこなしており「もう大丈夫です。またオープン戦も残っているし、心配ないと思う。地元で気合入りすぎてまたけがしないようにしたい」と、10日の広島戦(マツダ)に向けて意気込んだ。