楽天のクロスプレー強化へ4日、サンドバッグが持ち込まれた。倉敷秋季キャンプ3日目。本塁に捕手に見立てたサンドバッグを置き、二塁から三塁を蹴った選手が次々と突っ込む練習を行った。

 星野仙一監督(65)は「三塁を回ったところで、ばててしまっている。『差し脚』が大事。最後にガツンといかないと。楽天は突っ込んでくるんだと、相手に思わせるのも大事なんだ」と意図を説明。激しい体当たりでサンドバッグが吹っ飛ぶと、スタンドのファンからは歓声が起きた。