<ソフトバンク7-6オリックス>◇11日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク松田宣浩内野手(29)が自身2本目のサヨナラ本塁打を放った。この試合6度目の打席は延長11回1死走者なし。1ボールから中山の内角直球をすくい上げ、左翼ポールをたたいた。「打った瞬間、入ると思った。切れない感覚はあった」。

 11年4月17日西武戦以来2年ぶり、延長では初となるサヨナラ弾だった。

 試合前、亜大の後輩でプロ初先発の東浜に「初登板だし、思い切ってやれ」とひと言。マウンドで炎上する姿に「追いついて黒星を消してあげたいというのがあった」と、5回の2点適時二塁打と合わせて3打点と奮起した。