<中日2-3ロッテ>◇28日◇ナゴヤドーム

 ロッテの東洋大トリオが逆転を演出した。

 2点を追う6回2死二塁、清田育宏外野手(27)が中前適時打で1点を返した。死球を挟んで一、二塁となり、今度は鈴木大地内野手(23)が右中間へ2点適時三塁打を放った。

 マウンドでは藤岡貴裕投手(23)が、プロ初の中継ぎ登板で5、6回を無安打無失点に抑えていた。

 清田は「打ったのはストレートです。3ボールだったけど、ベンチから打てのサインだったから思い切って打ちました。もう少し低いボールを意識していましたが、高めに浮いてきたボールをしっかりとらえることができました」。

 鈴木は「打ったのはストレートです。2死からみんなでつないでのチャンスだったので、しっかり仕事ができて良かったです。東洋大の先輩清田さんがタイムリーを打って、東洋大の同級生藤岡がいい投球をしていたので、自分だけ何もしない訳にはいかないです。いいヒットが打てました」と喜んだ。