<ヤクルト2-1巨人>◇29日◇静岡

 ヤクルト小川淳司監督(55)が1失点リレーの投手陣を称賛した。先発の「ライアン」こと小川泰弘投手(23)7回1失点。その後を石山、山本哲が1回ずつを3者凡退で抑えた。

 ハーラー単独トップとなる8勝目を挙げたライアンについて、小川監督は「粘り強く投げた。1点取った(7)回も(代打をやめようか)迷ったけど、点を取らない以上同点ならしょうがないと思い切って代えた。彼は精神面、表情は出ないけどすごい」と絶賛。

 救援陣にも「投手陣が良かった。山本哲は向かっていく気持ちが見えた。こわごわっていうようには見えなかった」と攻めの姿勢が見えたことを喜んでいた。