クライマックスシリーズ(CS)に初めて臨む広島が、10月12日から阪神と対戦するファーストステージ第1戦先発に前田健太投手(25)を起用することが9月30日、確実となった。

 山内泰幸投手コーチ(40)は「マエケンはCSをにらんで5日(ヤクルト戦)に登板させる」と、万全を期して中6日でCS初戦を託す意向を示した。

 26日の中日戦で打球が脚に直撃した影響もあって6敗目(15勝)を喫した右腕について、同コーチは「大丈夫。問題ない」と話した。

 広島は前田健のほかに野村、バリントン、大竹が2桁勝利を挙げたが、3試合制のファーストステージはエースで初戦必勝を狙う。