<中日3-4DeNA>◇5日◇ナゴヤドーム

 今季で退任する中日高木守道監督(72)が、山崎武司の引退試合と重なった今季最終戦を終え、ファンに向けてあいさつした。

 

 高木守道監督の話

 えーみなさん、山崎武司君の豪快なホームランを思い起こしながら、彼のプレーを見ていただけたでしょうか。まあ、ホームランを打たなくて良かったと思ってますけども。ホームランを打ったら「まだやる」なんて言うと…まあ、それは別にして、えー本当によく頑張ってくれたと思います。現役は今日で最後ですけども、彼にはこの後、第2の野球人生が待っています。これだけのファンの皆さんに応援していただいて、彼は感謝し、そして今日、決意をまた新たにした事と思います。どうぞ皆さん、これからも彼を見守ってやっていただければいいな、とそんな風に思います。

 まあ、こんな晴れがましい日にですね、これから私が皆さんにお詫びしなければならない。本当に残念ですけれども、12年ぶりのBクラス、そして、強いドラゴンズの流れを止めてしまった。これは全て監督、私の責任です。本当に申し訳ございませんでした。

 「ジョイナス、ファンと共に」をスローガンにファンの皆さんには本当に熱い、温かい応援を頂きました。にもかかわらずこういう形で終わったこと、本当に残念無念です。最後になりますけれども、こういう状況の中で本当に私に対して最後まで温かい応援をしていただきました事に対して、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。ありがとうございました。