オリックスのアーロム・バルディリス内野手(30)が17日、関西空港から母国ベネズエラに帰国した。

 今季は1年を通し、主軸を務め、打率2割8分9厘、17本塁打、91打点の成績を収めた。球団側は来季も戦力と考え、残留交渉を進めている。「まだ条件は見ていないが、オリックスからいいオファーがあれば、残ると思う。チャンスももらったし、感謝している」と球団への愛着を隠さなかった。

 その一方で、他球団に門戸を閉ざす考えはなかった。「いい条件を出してくれるところが自分を必要としてくれると思う。いい条件があれば、チョイスする」と契約内容を重視することを明言した。